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雪​月​花

by Tourist & Soundtracks

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1.
ひとつ色が落ちて 水と溶け合って 染まる 消えないように重ねて 混ざり合ったら それは君になる 淡いまま 淡いまま この手で描いた あの花も雪も月も いつまでも色褪せることのない 幼い日々のように かすかな記憶の中で 消えないでいて
2.
海の町 05:05
「海の町が ほら 見えるだろう?」 ねぇ 車に乗ってみた シートにはいつからか置かれた空のコーヒーと忘れてた手紙 横目にしたら 行きたくなったな あの町 ハンドル片手間に 音楽を あの頃好きだった映画みたいだな ありえない事は何もないけれど それでも続くのさ この道 ゆっくりと落としてく速度に沿って 瞼の裏に張り付く景色が広がってゆく 今 ほら 海の町が見えたなら 過ぎた時間は戻る いくつも落としてしまった 約束をもう一度交わして 風切って行くのさ あの海まで ラジオを合わせても 右から左にすり抜けた声がさ 行き場を失くして そういえば 僕ら どこで間違えて どこまで行くだろう 行けるだろう 気付けば ゆるやかなカーブに沿って 意味もなく思い出す言葉は 「遊びに行こうよ ほら」 海の町が見えたなら 汐風に乗ってゆこう どんなに変わってしまっても ここにまた来よう そしたら またきっと いつでも 会えるんだろう 海の町が見えたなら 海の町が見えるなら
3.
走り去る夏の中へと 僕は駈ける もう二度と振り返ることのないように 今 確かめ合える間もなく 僕らの思い出は増え それさえも忘れてしまうけど 風の形も 蝉の音も 陽の光も 夕立ちも 流れる汗も 空の色も 走り去る夏の中へと 僕は駈ける もう二度と振り返ることのないように 今
4.
鴎-kamome- 04:23
かもめのようになって飛んで行きたいのにな そんなに自由になって 空に文字描いて飛んで どこまでだって行けるって そんな顔してるようで 飛べたなら 風の上を蹴って 誰も見たことない場所から 今 気の向くままに 空を渡ってゆくよ 「本当」を地面に置いて 「嘘」の翼広げたら そんなのもうどっちだっていい 目の前にあるのは空 さあ行こう 雲の間縫って 何も知らなかった頃のままでいい 境界線なんてどこにももうないんだよ 風の上を蹴って 誰も見たことない場所から 今 気の向くままに 空を渡ってゆくよ かもめのようになって飛んで行きたいのにな
5.
夢の中を歩こう 君の中に佇む その青さを そっと教えてくれた 海を抱いて 時に言葉は弱く 傷をつけ合っては 自分を守ろうとするだろう それでも強くありたいと 願った言葉は優しくなっていくだろう 間違っても忘れないでいて 流す涙の一粒も帰ってゆく どこへ向かい行くとも離れはしないよ ただそこにあるだけのものになればいいよ いつも見つめるのはひとつだけだった 何もかも包み込んでゆく あの静かな海 いつかこの身が朽ちて 灰になってゆくその日が来たなら 海と共に生きる あの渚になろう あの渚になろう
6.
海へ出る渚を見送っても 帰らぬ声だけ耳の奥にまだ張り付いていた 太陽に焦がれた時を過ぎて 遠く 深い深い場所へと落ちてゆくだけならば うみのそこへ ただ うみのそこへ 失うのはもうやめにしたから 君は行くだろう それでも行くでしょう どこまでも続くあの波の向こうへ ここなら痛みも苦しみもないから 喜びや幸せは置いて行かなきゃ うみのそこへ ただ うみのそこへ 失うのはもうやめにしたから 君は行くだろう それでも行くでしょう どこまでも続くあの波の向こうへ うみのそこへ ただ うみのそこへ うみのそこへ うみのそこへ
7.
言の葉 04:39
さよならの形などあるようでなくて 重ねれば失ってまたすぐ足していく 継ぎ接ぎの心さえ縫い合わせ もうあと幾度繰り返し愛の歌に縋ろう 君の何もかも分からない そこにあるものも欲しいとは思ってないよ 抱きしめて笑っていておくれ そんな言葉も言えず 強いて言うなら何もない夜のようだ 灯火も会話も息を潜め 静けさに連れ立つ心 この指の先に触れることもなく 君が言う言葉のひとつひとつが 海よりも深く沈み込んでいく 誰一人いない底に来ても そこにあるだけの光になっていた 忘れてる振りをして歩く屍 でも いつしか涙も枯れると人は言った なら この目を流れ続けるものは何 誰も教えてはくれないんだろう 聞いてるなら返事をしてよ ねえ 問いかけても応えは帰らず そうさ わかってるんだよ ここではもう 夢も希望も消えてしまったから 君が言う言葉のひとつひとつを 抱きしめながら息をしていよう 何もかも忘れてしまいたい日も そこら中にほら 残っている 君が言う言葉のひとつひとつが 海よりも深く沈み込んでいく 誰一人いない底に来ても そこにあるだけの光になっていた
8.
花が散る 04:04
眠りを 覚まして 君は僕の 儚さの憂 待ち侘び 焦がれた 花は咲く度 形を変える 色づく優しげな風に吹かれ 瞳の中を奪い去る淡い光 花が散る 時に身を任せ 舞い踊る姿に独り 言葉のない想いを 重ね合わせて贈ろう 去りゆく季節が 静かに歌う 花はたゆたう 花が咲く 花が散る 時に身を任せ 舞い踊る姿に独り 言葉のない想いを 重ね合わせて贈ろう
9.
紫陽花 03:28
逃げないで 触れないで 離れないで 壊さないで いつまで経っても僕らは独りで 愛を紡ぐだけの獣みたい 何にも知らない振りしてたって 愛の化身にだってなれる 逃げないで 触れないで 離れないで 壊さないで 逃げないで 触れないで 離さないで 側にいて
10.
愛されたいと願っていたのに 君はぼんやりどこかへ消えた ララルラ ルララ Lalala... 誰かのせいにすればするほど 夢の出口は遠くなっていく いつの間にか昔を忘れた 憂鬱な色した曇り空に誘われて 書き出す度に増えてしまう 日々の願いがまた色を失くしてる なんだかなあ 今日は少しだけ いつもよりも さみしくて 飛び出したベランダの先で 枯れた花 ごめんね
11.
傘もささずに僕たちはなんで どこまでも行けると思ってたの? 風が雲を運んでくれば それといっしょに降り出すのは またあの思い出だったんだな 隅っこに転がしておいて 片付けないまま蹴っとばして ひとり帰り道 夕立ち通り道 遠くの空が紅く染まったなら ただ 君の声がして また 振り向いてみても ああ 雨音で途切れたまま 消えた ずぶ濡れ重くなった靴をいっそ 脱ぎ捨てて行けたら良かったのに いつもいつまでたっても繰り返すのは 言えなかった言葉と雨と笑顔だけ 涙はいつしか乾いて この雨ももうすぐ止むんだけど ふたり歩く道 あの日の帰り道 いつまでも忘れないと思ってたのにな ただ 君の声がして また 振り向いてみても ああ 雨音で途切れたまま ただ 君の声に似た 柔らかでしなやかな風と ああ 夕立ちの雨の匂い あと少しだけ 消えないでいてよ
12.
バイバイさ 僕のさよならの人よ マイマイな 僕は紫陽花といっしょに消えてゆく テキトーになって相槌を打っても ベンキョーになったってまた嘘をついてる カイテンダイに乗ってしまったから ケッキョク巡り巡って振り出しに戻る カンタンそうな言葉使って アナタに今すぐ言えたら ヘイボンそうな日常だって イロトリドリに変わるでしょう テヲトリアって道を歩いて スコシダケ迷ったりして ワライアッテ泣きあって こんな歌になっていく でも さよならを言わない日々は続く アイモカワラヌ顔さ チョットやそっとじゃ 動かない心だよ アシタが来ても アサッテが来ても その次の次の次だって 上を向いて歩こう カンタンそうな言葉使って アナタに今すぐ言えたら ヘイボンそうな日常だって イロトリドリに変わるでしょう テヲトリアって道を歩いて スコシダケ迷ったりして ワライアッテ泣きあって こんな歌になっていく でも さよならを言わない日々は続くよ ずっと待ってるから ここに帰ってきて欲しいんだよ
13.
道のまち 05:05
君は僕の街 僕は君の道 二人重なれば そこは道の街 遠く離れたり たまに近づいたり いつもいつまでも ここが道のまち 僕らはハイウェイ 君の街まで 迎えに行くよ この夜越えて 僕らのハイウェイ 続くよロングウェイ 君を連れ出して ずっと遠くどこかへ 僕が君だったり 君が僕だったり 二人どこまでも 辿る同じ道 遠く離れても たまに近づいても いつもいつまでも ここが道のまち 僕らはハイウェイ 君の街まで 迎えに行くよ この夜越えて 僕らのハイウェイ 続くよロングウェイ 君を連れ出して ずっと遠くどこかへ 僕らはハイウェイ 君の街まで 僕らのハイウェイ 続くよロングウェイ
14.
旅に出るのも なんだか幼いと思ってしまう夜だ こんな日には そう 吐き出す煙さえ まるで白い雪のようだった いつまでも そう いつまでも 僕があなたの傍にいれるなら いつまでも そう いつまでも 空の重さとつりあえるのなら 失ったものは 数限りない記憶 忘れてしまう時間と共に 手にしたものは 他愛のない笑顔 それともうひとつ 空だ いつまでも そう いつまでも 夢の中に落ちていけるのなら いつまでも そう いつまでも 終わることなどなく生きれるなら 僕は君で そう 君は僕 愛すことも愛されることも同じ いつまでも そう いつまでも 僕らは空に浮かぶ孤独な子ども いつまでも そう いつまでも...
15.
月の光 04:08
窓を開けて ほら 月が見えるような 君は笑っていたろうか? あの光のように 確かめて触れていて 何も言わずに 静けさで止めていて この時を 眠れぬ夜を閉じて 哀しみのその隙間を埋める 歌が響く 何度でも 空気を震わせ 遠くから 呼んでいる ここへ来てと 廻り続けても 交わることなく 暗がりを照らし 浮かび続けるだけ 窓を閉じてから どれほど経っただろう ふいに映し出された ここにはない君の影 忘れていた いつから? でも残ってたよ 繋いだ手と手のぬくもりはまだ 歪な僕らは それでも 互いを傷つけあう程 近づいて 何をすれば どうすれば 消え去るというの 歩いても 歩いても 付き纏うのは 残された僕の孤独を見透かし 引き合い求め合う 月の光
16.
君の手のぬくもり 確かめてまた眠る 何も起こらなくても 特別な日々になる さまよう二つの光は やがて太陽と月に 始まりと終わりは 時計回りで進む 「おやすみ、またあした」で夜は明けて 「おはよう、また会えたね」って朝になる でもね ここはとてもとても暗くて 明かりもないけど 目と目 手と手に触れて はなればなれでいても 心は側にいて 「おやすみ、またあした」で夜が明けて 「おはよう、また会えたね」って朝になる そんな君と僕

credits

released June 9, 2013

allsongs written by Mikio Kobayashi
allsongs arranged by Tourist & Soundtracks

Tourist & Soundtracks are Mikio Kobayashi and Yuto Tanaka.

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all rights reserved

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about

Tourist & Soundtracks Chiba, Japan

Tourist & Soundtracks are Mikio Kobayashi(Vo,Gt,Key,Drpg...etc) and Yuto Tanaka(Ba,Cho,Arrangement)

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